守屋史章氏による「オプションの究極的な使い方!IVの変化を利益に変えるダイナミックデルタヘッジング」

2025226日(水)19時より、オプショントレード普及協会で代表を務める守屋史章さんを講師に、司会進行には様々なメディアでご活躍の大橋ひろこさんをお招きし、無料オンラインセミナー「オプションの究極的な使い方!IVの変化を利益に変えるダイナミックデルタヘッジング」を開催いたします。


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<守屋氏コメント>
オプションは究極的にはボラティリティを売買するためにあると言っても過言ではありません。そもそも、オプション価格は原資産の変動量(ボラティリティ)をどれぐらいに見積もるかで決まるところ、未来のボラティリティは誰にもわからない以上、そのボラティリティのリスクを取らざるを得ないからです。

ボラティリティは変動の大きさを問題とするのであって、株価が上がるか下がるかという意味の方向性とは関係がありませんから、ボラティリティを予想して戦う場合に、さらに株価の方向性リスクまでをとるのは得策ではありません。よって、ボラティリティを売買する、というときには、株価の方向性リスクすなわち「デルタ」は常にニュートラルである必要があります(数値を±0に近づけておく)。

ただ、このデルタ、スタート時に一旦ニュートラル(±0)にしていても、株価の変動等によってニュートラルではなくなります。デルタのリスクを取らないことを前提にする以上、理論的に、ニュートラルではなくなったデルタの値を常に±0に戻す必要があるのです。デルタニュートラルを維持しながら、現時点のオプションが持つボラティリティ(インプライドボラティリティ=IV)が、自身が想定するIV水準へ変化するところを利益に変える、これが究極的なボラティリティトレードです。

本セミナーでは、ダイナミックにデルタニュートラルを維持(ダイナミックヘッジ)しながら、IVの変化を利益に変える、その方法について解説します。前回のセミナーではIVの上昇が予想される場面で戦う方法=ロングストラドルダイナミックデルタヘッジングについて説明しましたが、今回はサクソバンクならではのボラティリティトレードとして、ヘッジつきショートストラドル(バタフライ)によりボラティリティの低下局面でも収益を狙う手法についても合わせてお話いたします。ぜひともご参加ください。

※本セミナーはオプション取引中級者以上向けの内容となっております。

※ロングストラドルダイナミックデルタヘッジングについては、2025年1月29日開催セミナーの公開動画も併せてご視聴ください。
守屋史章氏による「IVをトレードする!ロングストラドルダイナミックデルタヘッジング」

<補足 - デルタのダイナミックヘッジの意義について - シェルダン・ネイテンバーグ>
「デルタ・ニュートラル・ヘッジを設定したが、さらに理論価格は確率に基づいている事実に対処しなければならない。先ほどのルーレットの例を考えてみよう。理論価格未満でプレーヤーは賭けができるとしても、利益を期待できるのは何度も繰り返してプレーできるときだけである。1回の賭けではほぼ負けてしまう。勝ちの目がひとつしかないのに負けの目は37もあるからだ。ヘッジの場合も同様である。オッズは、過小評価されたオプションを買ったから有利だ。しかし、このヘッジは短期的にはほぼ損失になってしまうだろう。短期的な不運の可能性を相殺できる手はないものだろうか。確率の法則が長期的には有利に作用することは分かっている。一貫して変わらない有利なオッズで何回も賭けるチャンスがあれば、かなり確実に利益を上げられる。賭ける回数が多くなるほど、理論価格決定モデルによって予測された利益を上げる可能性は高くなる。これを達成するひとつの方法は、小さな賭けを繰り返して当初のヘッジに取り組むことである。つまり、定期的にポジションを再評価し、適切な修正を施し、そのたびに新しい賭けになるようにすれば、長期の確率を反復できるわけだ。」シェルダン・ネイテンバーグ「オプションボラティリティ売買入門 プロトレーダーの実践的教科書」 (pp.143-144)パンローリング株式会社
 
講師
守屋 史章(もりや ふみあき)氏
株式会社M&F Asset Architect(オプショントレード普及協会 )代表取締役
https://mf-aa.co.jp/

宮崎県出⾝。慶應義塾⼤学法学部法律学科卒、同法学研究科修⼠課程修了。個⼈投資家として企業数社に投資し、ビジネスオーナーを務める傍ら、証券などへの投資をも⼿掛ける。投資におけるオプション取引を普及させることを⽬的に、金森雅人⽒と共同でオプショントレード普及協会を設⽴。短期トレーディングから⻑期運⽤まで幅広い投資ニーズをかなえる資産運⽤を研究している。「オプションについて話せる仲間が⾒つからない」という孤独になりがちな投資の研究と意⾒交換を⾏える会員制のメンバーシップを中⼼に、個⼈投資家⽬線だからこその⽬からウロコの独創的アイデアと分かりやすい解説で、「わかる」「できる」をサポートする。

X:@option_moriya


司会進行
大橋ひろこ(おおはしひろこ)
フリーアナウンサー/ナレーター投資家
http://hiroko.yutaka-shoji.co.jp/

アナウンサーとして経済番組を担当したことをきっかけに自身も投資を始め、現在では個別株、インデックス投資、投資信託、FX、商品先物と幅広く投資している。 

個人投資家目線のインタビューに定評があり、経済講演会ではモデレーターとして活躍する。自身のトレードの記録はブログで赤裸々に公表しておりSNSでの情報発信も人気。 

X:@hirokoFR

注意事項
本セミナーは、金融商品の仕組みや、当社が提供する取引ツールの使用方法やサービスなどについて理解を深めていただくことを主な目的としていますが、投資判断の参考となる情報の提供もしくはお取引の勧誘を目的とした内容も含まれます。 実際に金融商品をお取引きされる場合は、 当社が交付する「取引説明書」および約款を再度ご確認いただき、取引に付随するリスク等を十分ご理解のうえでご自身の判断と責任において行っていただくようお願いいたします。

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サクソバンク証券株式会社

金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第239号、商品先物取引業者
第一種金融取引業、第二種金融商品取引業
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、日本投資者保護基金、日本商品先物取引協会
手数料:各商品の取引手数料についてはサクソバンク証券ウェブサイトの「取引手数料」ページや、契約締結前交付書面(取引説明書)、取引約款等をご確認ください。