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アナリスト/アセンダント代表
サマリー: 今後の注目イベントに関してお届けします。
昨日発表されたADP全国雇用者数は予想よりもかなり悪く2020年12月以来のマイナス(減少)となりました。明日の雇用統計でも非農業部門雇用者数のコンセンサスは+15万人と前月の+19.9万人から低下していますし、予想幅では今回はマイナスの予想もあるためADPに続いてマイナスとなる可能性があります。雇用統計でも前回マイナスとなったのは2020年12月となっていて、大きな傾向は似ていることも気になります。
また先週書きましたが、ちょうど4日から水星が順行に戻るのですが順行に戻る日の前後1営業日の間にドル円が円高に動くことが多く、過去20年でも7割程度の相関があります。雇用統計と水星順行が重なっていることから悪い数字でドルが売られるのではないかと勘繰りたくなるのですが、米国の利上げ思惑、ウクライナ情勢など株式市場にとっては悪材料が多いため、株式市場の下げによるリスクオフの円買いということも考えながら明日の雇用統計を待ちたいと思います。