今週ピックアップしたドル円のところに書きましたが、ついに日本が米国よりインフレ率が高い状況となり、海外勢からしたら何故日銀はいつまでも緩和を継続しているのかと不思議に思われていそうです。緩和から引き締めとまでいかなくとも、YCCの修正は出来る時にしておいたほうがいいようにも思います。
それによる株安と円高という動きは既に織り込み始めていると思われますので、検討する程度の内容で崩れるようなことには繋がらないと思います。マイナス金利からの脱却にはまだ時間がかかりそうですが、インフレ下で緩和を継続していたのは日本とトルコ位で、そのトルコも前回の会合で引き締めへと転じました。
残る日銀はどうするのか、7月28日の日銀会合に向けて、日銀関係者の発言の注目度が急に上がってきた様子です。