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アナリスト/アセンダント代表
サマリー: 今後の注目イベントに関してお届けします。
来週は先週も指摘しましたが、金融政策を支配する金星が30日から順行に戻ること、また相場を支配する水星も5日から順行に戻ることもあって、ようやく落ち着きが戻ってくるのではないかという状況です。
しかし水星が順行に戻る動きとその前後1営業日に円高に動くこととの相関が高く(過去20年間で7割以上です)、今回は2月4日に米国雇用統計の発表もあるため、雇用統計後の動きと週末に起こりうるイベントには注意が必要です。円高というと株安によるリスクオフという可能性もありますし、ウクライナ問題の緊張が高まっている時期でもあるため、気になる2月第1週の週末という感じがします。
ちなみに米国雇用統計は失業率が3.9%と前回並み、NFP(非農業部門雇用者数)は+23.3万人と前回に続いてやや弱めの予想となっています。非農業部門の総雇用者数がコロナ前の水準に回復するにはあと+350万人の増加が必要ですが、ここに来て増加幅が鈍ってきているため、2022年中の達成ができるかどうか微妙な感じです。