口座開設は無料。オンラインで簡単にお申し込みいただけます。
最短3分で入力完了!
アナリスト/アセンダント代表
サマリー: 今後の注目イベントに関してお届けします。
早いもので来週はもう12月、今年も残すところあと1か月という時期になってきました。
来週はドイツやユーロ圏のCPI速報値、米国雇用統計など月末から月初にかけての重要経済指標が発表されますが、米国のインフレ率がピークアウトしたのに対して、果たして欧州はどうなのかは気になるところではありますが、前月のユーロ圏CPIがわずかとはいえ、速報値よりも改定費が下がったこと、またドイツの前月PPIが絶対的な水準は高いものの市場予想よりも低かったことで、そろそろ欧州もピークアウトの流れが見えてくる可能性があります。来週はまずは欧州のインフレ指標に注目したいところです。
米国の雇用統計については既に完全雇用に近い状況であることから、本来はそれほど気にする必要も無い数字だとは思いますが、以前からの延長線上なのでしょう、日本のFX業者や個人トレーダーの方に注目度は依然として高いようです。個人的には、前日に発表される個人所得・消費支出の数字の方が今後の景気判断には重要であると思いますが、どうなるでしょうか。