【マーケットニュース】意味深なパウエルFRB議長の議会証言での表現
米中貿易摩擦懸念が台頭する中、今週、外国為替市場でドル円相場が約半年ぶりとなる1ドル=113円台へ上昇した。パウエル米連邦準備制度理事会議長の議会証言で米景気に対する楽観的な見方が示されたことがきっかけだ。パウエル議長は17日、米国経済の現状について、「4月からの3か月間の経済成長は、ことし初めと比べてかなり加速しているようだ」と見解を述べ、雇用の増加などを受けて、景気の拡大が続いていることに自信を示した。そのうえで、今後の金融政策については「当面(for now)、フェデラルファンド金利の漸進的な引き上げを継続する」と述べ、引き続き金融引き締めの路線を進めていく姿勢を強調した。
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▶ 金ドル(XAUUSD)は年初来安値を更新。2017年7月以来の安値水準に。
ドル高や米国の利上げ見通しが続く中で金ドル(XAUUSD)は先週に引き続き下落し、年初来安値を更新。 2017年7月の安値水準である1,210ドル台まで値を落としました。引き続きドル価格や利上げ見通しの動きに目が離せない状況が続きそうです。 目先のサポートである1,200ドルを割り込んで続落するのか、それとも跳ね返されて反発するのかがポイントになってくると思われます。
【XAUUSD 日足チャート】
▶ WTI原油は週前半で急落するも急速に切り返す!
リビアやロシアの原油増産観測を受け、供給不足懸念の後退からWTI原油は月曜日に急落、一時前日比4%安まで売られる場面がありました。 その後も軟調に推移しており水曜日に発表された原油在庫が予想以上に在庫増だったことを受けさらに下落しました。しかしこれが売り一巡となったのか原油在庫の発表を皮切りに 持ち直す流れが見られはじめ現在は週安値から約2.8%戻した68ドル前半で推移しています。今後は17日と18日の安値である66.30ドル台がサポートとなるのかどうかに注目が集まります。
【WTI原油先物9月限 1時間足チャート】
マクロウォッチリスト
田代岳 【欧州の視点で読み解くマーケット】 | |
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今週に入りドルの上昇が続いています。ドルインデックスは先週末の94.75から95.51まで上昇しています(19日NY市場)。ドル円の113円台の上昇もドル高を引っ張っているのですが、ここに来てポンド下落が大きくなっています。ポンドドルは先週末の1.3230から一時1.2960まで下落し2%ほどの下落となっています。 それではポンドの下落の原因はなんでしょうか。 | |
成田博之【需給動向と相関が語る世界】 | |
第1サポートゾーンに到達しました。67ドル台を割れませんでしたが、 米エネルギー情報局(EIA)が18日に発表した在庫週報後に買戻しが入ってきています。 在庫週報によると、最新週の原油在庫は前週比580万バレル増で市場予想より大幅な積み増しでした。また、米国内の産油量は日量1100万バレルと、記録的な水準を更新しました。一方で、米ドルが対ユーロで下落に転じ、ドル建てで取引される原油の割高感が和らぎ、WTIを買い戻す動きが活発になったようです。 | |
山中康司 【テクニカル分析に強くなるオートチャーティスト】 | |
最近の動きを振り返ると、110円の大台にしっかりと乗せてきたのが6月の最終週、そして今週は既に113円台とほとんど調整が無いままに3円ほどドル高・円安が進んでいます。この流れに乗れている方はいいのですが、どうも材料と相場の動きがしっくりと来ないで流れに乗れなかったという方の方が私の周りでは多い印象です。そういう私も今回のドル高にはまったく乗れませんでした。 |
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