先物取引概要
注文タイプと処理方法
当社の海外商品先物取引では、お客様の利便性向上のため、多くの銘柄で逆指値やストップリミットに対応しています。ただし、取引所の仕様によっては逆指値やストップリミットに対応していない取引所があります。そのような場合は、取り次ぎ先(サクソバンク)にて注文を管理し、原資産が1ロットでも取引されたときに成行注文として取引所に発注します。
指値注文(または残注文を約定させるために指値注文として発注された注文)では、部分約定が発生する可能性があります。成行注文では、複数の価格で約定した場合は、出来高加重平均で約定価格を決定します。
海外商品先物取引における最終取引日は、各取引所が定める取引最終日のほか、別途当社が定める場合があります。
そのため、海外商品取引所が定める現地時間の最終日等が必ずしも最終取引日または最終決済期限とはなりませんので、ご注意ください。また、取引可能な限月は上場されている限月のうち当社が指定するものに限られます。詳細は取引ツールの取引条件でご確認ください。
取引所の特別ルールに関して
成行注文
契約によっては成行注文が受理されない場合があります。買い/売り価格を指定する場合は指値注文をご利用ください。
指値注文
指値での買い(売り)注文はその時点での売り値(買い値)より高く(低く)設定できません。発注時に相場が変動している場合、その注文は取引所に拒絶されることがあります。発注手続きをもう一度繰り返してください。
逆指値注文
逆指値注文では必ず指値を設定してください。
逆指値注文の指値はストップ価格との差が以下の所定値を下回らないように指定してください。
基本契約 | 説明 | 値幅 |
---|---|---|
AP | SPI 200種株式指数先物 | 4 |
BB | ニュージーランド90日物銀行間金利先物 | 2 |
IB | ASX 30日物銀行間キャッシュレート | 4 |
IR | 90日物銀行引受手形 | 2 |
XT | 10年物国債 | 4 |
YT | 3年物国債 | 2 |
指値が上記の基準値を上回る場合、取引ツール上では注文が受注されたように見える場合がありますが、トリガー価格に到達または越えた場合でも注文執行されませんのでご注意ください。このような場合には、注文後に取引ツールから削除されます。
当社は、小麦、コーン、菜種、大麦について満期5日前から有効となる取引所規則に従います。このため、下記のような対応を取る可能性があります。
- 満期日の5日前までは、売り建てポジションがカットオフ時(16:00 CET)に強制決済されることがあります。
- すべての保有ポジションが満期日の1日前に強制決済されることがあります。
休場日一覧
各休場日の期間中は、世界各地の市場や取引所が休みになります。今後の休場日のスケジュールは以下のとおりです.