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アナリスト/アセンダント代表
サマリー: Autochartistを使ったピックアップですが、おそらく好調な相場の中でターゲット達成が増えたのでしょう。確率フィルターを外し、4時間足まで拡大しても米国株1銘柄しか出てきませんでした。その銘柄はテラデータ(TDC.xnys)となります。もう1銘柄は昨夜の放送中に話題に上った銘柄がテクニカルにはどうなのか、ということでエアープロダクツ&ケミカルズ(APD.xnys)を取り上げてみました。
今週もAutochartistによるピックアップとします。ピックアップ基準は以下の通りです。
このフィルターでスクリーニングをかけ、可能な限り経過本数が少なく、かつなるべく信頼度が高い(濃いグレー)米国株のCFDを選びます。
米国株の地合いは強いままでハイテク株を中心としたナスダック100は年初来高値を更新中です。ダウもS&P500も早晩年初来高値更新を見ることとなりそうですから、今週も買い銘柄から2銘柄をピックアップしようと思ったのですが、まったく該当銘柄がありません。既にターゲットを達成してしまった銘柄が多いということでしょうか。
確率フィルターを外して全てに対象を広げても、米国の個別株は1銘柄のみでした。ということで、今週は1銘柄をAutochartistによるピックアップとして、テラデータ(TDC.xnys)を。もう1銘柄はと昨夜の放送でグリーン水素関連で注目という話題に上ったエアープロダクツ&ケミカルズ(APD.xnys)をピックアップしました。
テラデータ(TDC.xnys)はカリフォルニア州に本社を置く企業向けソフトウェア会社で、データ分析に強みを持っています。
この銘柄は4時間足でのピックアップとなっていますが、6時間(ローソク足1,2本)という観察期間はあまりにも短く、チャートの形状から考えると、来週の執筆日くらいまでは見ていてよいかと思います。ターゲット48.28、ストップ46.77はそのまま採用しておきます。
エアープロダクツ&ケミカルズ(APD.xnys)は米国最大のグリーン水素生産工場をテキサス州に建設中で2027年に稼働が予定されています。グリーン水素とは再生可能エネルギーで水から水素を取り出す温室効果を発生させない水素のことです。
こちらは注目銘柄ではあるものの、日足チャートを見て判断します。
最近の米国株が強い地合いの中で高値を切り下げ、良いチャートの形とは言えません。そこで短期的な買い場を探る超短期RSI(3日)が売られすぎゾーン(30未満)から上抜けていくゾーン・エグジットを考えます。現状は30未満となっていますので、本日以降陽線が出ればゾーン・エグジットとなり、その後1週間程度は上昇が期待できると思います。
パターンが完成してからとなりますが、その可能性は結構高いのではないかと見ています。