株式
サマリー: 週人気でのピックアップですが、金利上昇による地合いの悪さに影響をあまり受けていないと見られる2銘柄をピックアップしました。ひとつはストリーミングのハードとソフトを開発しているロク、もうひとつは企業向けAIをSaaSで提供しているC3AIです。どちらも条件付きでの買い目線でピックアップしています。
今週の注目CFD
今週も米国個別株CFDのピックアップをスクリーナーによる銘柄選択で行います。フィルターは、米国株CFDから人気がある銘柄、その期間を「週」としてピックアップ、ピックアップされた上位10銘柄程度の中から個人的に気になる銘柄をピックアップします。
今週は以下のような週人気銘柄がピックアップされました
米金利上昇懸念が強まる中で買い銘柄をピックアップするのは悩ましいのですが、チャートの形状を見ながら以下の2銘柄を選んでみました。
(1)ロク(ROKU.xnas)
ロク(ROKU.xnas)は久しぶりに取り上げましたが、日本語の六に由来し創業者が6番目に設立した会社という意味です。同社はビデオストリーミング用のハードウェア、ソフトウェアを開発し、広告事業にも力を入れている企業です。
同社株は2月に入ってからの米金利上昇にもあまり影響を受けずに上昇し、高値からの調整も少ない値幅にと留まっていると言えます。前回高値圏の65ドル水準まで押す動きがあれば理想ですが、現行水準で余力を残しての買いが良いかと思われます。ターゲットは年初来高値の手前75ドル水準を考えています。
(2) C3AI(AI.xnas)
C3AI(AI.xnas)はレポート初登場となりますが、最近特に話題となっているAI関連企業で企業向けAIソフトウェアをSaaSで提供しています。同社のサービスを利用することで顧客はAIアプリケーションを設計・開発・提供・運用できるようになります。1月末まではもみあいを続けていましたが、そこから急上昇し2月に高値をつけた後はトライアングルの高値もみあいです。教科書的にはレジスタンスラインを上抜けたら再上昇となりますので、レジスタンスラインを上抜けしたら買い、逆にサポートラインを下抜けたら様子見というスタンスが良いでしょう。上抜けて買った場合のターゲットは30ドルを考えます。