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アナリスト/アセンダント代表
サマリー: 今週はセミナーで紹介した注目銘柄として米国株価指数からナスダック100(USNAS100.I)、個別株CFDからエヌビディア(NVDA.xnas)を取り上げました。株式市場は全般に軟調ではあるものの中期的な上昇余力があるとみられるハイテク株の指数、そしてハイテク株の中からAI関連でハードウェアに必須な汎用GPUの最大手である同社をピックアップしました。
株式市場は本来的には悪材料である金利上昇にも健闘した動きが年初から続いていますが、直近ではファースト・リパブリック銀行の経営不安など米国内の金融機関に対する懸念が株価の上値を重くしています。しかし当局が、連鎖破綻が起こるようなことはシリコンバレー銀行の破綻以降はしっかりとコントロールしていますので、あくまでも調整の売りという見方でよいと考えています。
また年後半の景気後退懸念も根強いものがありますが、そうした中でも技術進歩が大きなハイテク株であるとか、景気の影響が少ないヘルスケア関連などは下げたところは買いというスタンスが続くものと見ています。特に2022年の下げ相場で最も大きく下げたハイテク株が昨年末に大底を打ち、そこからの回復過程にあることからもナスダック100(USNAS100.I)は下げる動きがあれば丁寧に押し目買いを考えたい株価指数です。
テクニカルには週足をご覧ください。
昨年第4四半期に大底を売って以降は上昇トレンドを現在も継続中と見てよいでしょう。近いところでは昨年第1四半期の戻り高値289.46、2021年高値と2022年安値の78.6%(61.8%の平方根)戻しとなる295.47が今後の上値の目途となり、300ドルの大台を視野に入れた展開になると見ています。