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アナリスト/アセンダント代表
サマリー: 今週はS&P500(US500.I)を取り上げました。最近の米金利上昇の影響を受け株安とドル高が顕著ですが、テクニカルにはどの水準がターゲットとなっているのかを考えました。現在は米金利の影響が最も大きいため、米金利を見ながら株価はテクニカルで考えることが良さそうに思えます。
昨年10月安値から現在までの範囲を示してありますが、昨年10月安値3490.35と2月高値4195.46との38.2%戻しが3926.11、また昨年12月安値3763.47と2月高値との61.8%押しが3928.49とほとんど一致しています。このような水準はサポート・レジスタンスとして重要な水準ですが、現在の米金利の水準を考えるとここで止まると見るよりはもう少し下押ししてからの調整を考えた方が現実的に思えます。
次のターゲットとしては10月安値と2月高値の半値押しが3842.90、12月安値と2月高値の78.6%(61.8%の平方根)押しが3855.92と一致してはいませんがかなり近い水準で、およそ3850がターゲットとなりやすい水準と見てよさそうです。
現在の水準3928.09から見ると78.09ドル、率にして約2%です。ここから2%程度の調整を見て、短期的にはいったん底入れする可能性が高いのではないかと考えています。