早いもので2022年も半分が終わりました。最近は金融市場全般に荒っぽい動きが続いていますが、7月第2週は米国雇用統計や豪中銀の政策金利発表などもあり、引き続き油断できない日が続きそうですね。
ドル円は昨日には137円を見るところまで円安が進んできましたが7月27日のFOMCに向けて7月は140円の大台を見ることになるかもしれません。年初の水準から既に20円以上もの円安になって来ていることからややペースが速い点は気になりますが、主要国で唯一緩和継続の日銀が出口戦略を議論するまで円安は止まらなそうですから、黒田総裁の任期中(来年4月まで)は基本路線円安は簡単には変わらなそうです。
ただ、最近の急激に進む円安には国民の不満も高まっていますので、参院選(7月10日)前に一度調整が入る可能性もあり、その点でも来週の円相場には注意と言えそうです。