今週の注目CFD

今週の注目CFD

株式
山中 康司

アナリスト/アセンダント代表

サマリー:  今週もAutochartistによるピックアップですが、先週に続いて買いシグナルの銘柄しかピックアップがありませんでした。その中から製薬大手のメルク(MRK.xnys)と米国最大の銀行JPモルガン・チェース(JPM.xnys)の2銘柄を選びました。


今週の注目CFD

今週はAutochartistによるピックアップとします。ピックアップ基準は依然と同じで以下の通りです。

  • 資産クラス=個別株CFD
  • 確率=70%以上(選択肢が少ない場合は65%以上)
  • チャートパターン=ブレークアウト
  • キーレベルパターン=ブレークアウト
  • 間隔=4時間足+日足

このフィルターでスクリーニングをかけ、可能な限り経過本数が少なく、かつ信頼度が高い(濃いグレー)米国株のCFDを選びます。

今週もピックアップで出てきた銘柄が買い銘柄しかありませんでした。先週選んだ銘柄のうちロッキード・マーチン(LMT.xnys)は引き続きリストアップされています。今週はメルク(MRK.xnys)とJPモルガン・チェース(JPM.xnys)の2銘柄を選びました。

(1) メルク(MRK.xnys)

CFD1_0413
(チャート提供:サクソバンク証券)

トライアングルの上抜けによる買いシグナルで、ターゲットは117.85、ストップは103.48となっています。上抜け後に既にターゲットに向けて半分ほど上昇してきているため、ストップもそれに合わせて引き上げてエントリーすることがよさそうです。シグナル点灯から19日が時間的なターゲットですから4月末頃までが観察期間と考えた方がよさそうです。

(2)JPモルガン・チェース(JPM.xnys)

CFD2_0413
(チャート提供:サクソバンク証券)
こちらもトライアングルの上抜けによる買いシグナルで、ターゲットは133.44、ストップは126.23 となっています。こちらの観察期間はわずか8日ですから、来週末までということになりそうです。

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■上記全ての取引(ただしオプション取引の買いを除く)は、取引証拠金を事前に当社に預託する必要があります。取引証拠金の最低必要額は取引可能な額に比べて小さいため、損失が取引証拠金の額を上回る可能性があります。この最低必要額は、取引金額に対する一定の比率で設定されおり、口座の区分(個人または法人)や個別の銘柄によって異なりますが、平常時は銘柄の流動性や価格変動性あるいは法令等若しくは当社が加入する自主規制団体の規則等に基づいて当社が決定し、必要に応じて変更します。ただし法人が行う外国為替証拠金取引については、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用いて通貨ペアごとに算出(1週間に1度)した比率を下回らないように当社が設定します。
■上記全ての取引(ただしオプション取引の買いを除く)は、損失が無制限に拡大することを防止するために自動ロスカット(自動ストップロス)が適用されますが、これによって確定した損失についてもお客様の負担となります。また自動ロスカットは決済価格を保証するものではなく、損失がお預かりしている取引証拠金の額を超える可能性があります。
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