Forex Trading: A Beginner’s Guide | Saxo Bank Forex Trading: A Beginner’s Guide | Saxo Bank Forex Trading: A Beginner’s Guide | Saxo Bank

FX取引の入門ガイド

Saxo Group

サマリー:  はじめに為替市場の取引の動向を学び、為替市場がどのように機能するか、どのようにFX取引のプランを立てるかを理解しましょう。


「FX」、「外国為替証拠金取引」という言葉を聞いたことがあり、投資で資金を増やすことに興味があるならば、ぜひFX取引に挑戦してみてください。外国為替取引とは、ある通貨の価格を別の通貨の価格と交換し、利益を出す取引を行うことを目的とした取引です。

ある通貨から別の通貨への変換や交換は、海外旅行のための資金の交換など、現実世界での実用的な理由によるものもあります。為替トレーダーの目的は、ある通貨に対する別の通貨の特定の値動きを正確に予測して売買することです。為替取引は商業目的にも使われます。海外でのサービスや商品の代金の支払いに必要とされます。また、リスクを相殺したり完全になくしたりする一つまたは複数の為替取引により損失の可能性が軽減されると考え、市場における既存の未決済の投資をヘッジするためにも利用されます。

為替市場の動向を理解する

外国通貨は、24時間年中無休体制のピアツーピア取引を容易にすることを目的とする公開市場で取引され、個人、銀行、企業、さらに政府が通貨を交換することが可能です。為替市場は長らく世界で最も流動的な取引市場となってきました。一日の取引額は5兆ドルを超えます。

米ドルは世界で最も影響力のある通貨の一つです。というのも、米ドルは、世界の中央銀行が保有する外貨準備の60%を占めているからです。そのため、米ドルは、英ポンド(GBP)、ユーロ(EUR)、オフショア人民元(CNH)など他の通貨と組み合わせて取引するのに最も人気のある外国通貨の一つです。

中国の法定通貨は人民元(RMB)として知られていますが、中国の経済・金融システムの単位を表すものとしてオフショア人民元(CNH)が使われており、微妙な違いがあります。米ドルを人民元に交換したい場合は、オフショア人民元(CNH)を受け取ることになります。人民元(RMB)は中国本土内でのみ交換手段として通用する法定通貨です。

具体的に言えば、米ドルは大半の「メジャーな」通貨ペアに含まれ、外国為替市場で行われる全取引の約4分の3を占めています。

為替の通貨ペアとは?

為替の通貨ペアは、通貨を取引できる最も直接的な方法です。その名が示す通り、2種類の通貨で一組になっています。多くの場合、為替取引の初心者には、「メジャーな」通貨ペアの取引から始めることが勧められます。主な理由は、そのような通貨ペアは市場での流動性が最も高いということです。流動性は重要です。流動性が高いことは、その通貨ペアを取引する投資家が多いということを意味します。それにより売買しやすくなるため、投資家にとって好都合なのです。また、流動性が高ければ、たいていの場合、買値と売値の差額は小さくなります。

「マイナーな」通貨ペアでは、売値と買値の差額が大きいことがあり、そのせいですぐに市場のボラティリティが高まります。ボラティリティが高くなるのは、実際に市場で取引する買い手と売り手の数が少ないためです。マイナーな通貨ペアでは、売り手が売値を引き下げようとせず、同様に買い手も買い上がろうとしないため、買値と売値の「スプレッド」が広くなります。また、為替取引で利益を出すには、買値と売値の差額が大きいほど、値動きが大きくなければならないことにご注意ください。

通貨ペアを選択すると、EUR(ユーロ)/USD(米ドル)というように、前後に並んだ2つの通貨が表示されます。前の通貨は「ベースカレンシー」、後の通貨は「クォートカレンシー」と呼ばれます。通貨ペアの価格は、ベースカレンシー1単位を購入するために必要なクォートカレンシーの金額に相当します。

一例として、EUR(ユーロ)/USD(米ドル)の通貨ペアの価格が1.13と表示されているとします。これは、1ユーロが1.13米ドルに相当することを意味します。この通貨ペアの価値が変動すれば、米ドルの価値がユーロに対して上がったり下がったりするということです。為替トレーダーがするべきことは、通貨ペアの値動きがどちらに向かうかを正しく予測することです。

最も取引の多い通貨ペア

為替市場には、特に注目される7組の通貨ペアがあります。それは、EUR(ユーロ)/USD(米ドル)GBP(英ポンド)/USD(米ドル)USD(米ドル)/JPY(円)USD(米ドル)/CHF(スイスフラン)などです。JPYは、日本の正式な法定通貨である円です。CHFは、スイスの正式な法定通貨であるスイスフランです。さらに、主要通貨ペアと並んで、人気の高い「コモディティ通貨ペア」としてAUD(豪ドル)/USD(米ドル)USD(米ドル)/CAD(加ドル)NZD(ニュージーランドドル)/USD(米ドル)も挙げられます。AUDは、オーストラリアの正式な法定通貨である豪ドルです。また、CADはカナダ、NZDはニュージーランドの正式な法定通貨です。

コモディティ通貨ペアは、豊富な天然資源を持つ国の通貨から構成されます。そのため、それらの資源が各国の通貨の支えとなっており、コモディティ通貨の値動きは原材料価格に大きく左右されます。

主要通貨ペア以外に、為替市場には「クロス通貨ペア」というものもあります。基本的に、クロス通貨ペアには米ドルは含まれません。これには、EUR(ユーロ)/CHF(スイスフラン)EUR(ユーロ)/GBP(英ポンド)EUR(ユーロ)/JPY(円)などがあります。これらのクロス通貨ペアの流動性は4つの主要通貨ペアほどではありませんが、直接交換するのに十分な流動性があり、ボラティリティは最小限です。

また、為替市場には、「エキゾチック」通貨ペアというものもあります。エキゾチック通貨ペアは、主要通貨一つと、開発途上の国または地域の通貨一つから構成されます。エキゾチック通貨ペアの買値と売値とのスプレッド(差額)は、一般に主要通貨ペアやクロス通貨ペアよりも広くなっています。そのため、利益を出すためには、相場が有利な方向に少し大きく動く必要があります。スプレッドが大きい通貨ペアを取引する際の最大のリスクは、スリッページです。スリッページとは、特定の買値または売値で取引をしようとしたのに、異なる価格で取引が執行されることです。エキゾチック通貨ペアでは、取引量が不十分であるために、最初に目指していた買値または売値を選べないことがあります。その場合、注文は次に利用可能な価格で発注され、想定していた価格を上回ったり、下回ったりする可能性があります。最も流通しているエキゾチック通貨ペアは、GBP(英ポンド)/ZAR(南アフリカランド)USD(米ドル)/HKD(香港ドル)NZD(ニュージーランドドル)/SGD(シンガポールドル)EUR(ユーロ)/TRY(トルコリラ)などです。

通貨ペアをモニターするための取引チャート

為替トレーダーが為替市場を監視し、取引機会を見極める最も一般的な方法の一つは、テクニカル分析です。テクニカル分析の目的は、利用可能な価格チャートで値動きを確認し、市場での支持線と抵抗線のトレンドを特定することです。通貨ペアの価格が割安と判断される場合は支持線トレンド、割高と判断される場合は抵抗線トレンドが見られます。どちらのトレンドも、需要と供給という市場の原動力によって支えられます。

テクニカル分析を活用して効果的な為替取引をするために、為替取引で使われる以下の3種類のチャートについてよく理解しておくことが大切です。

ローソク足チャート

ローソク足チャートは、為替取引プラットフォームで目にする最も一般的な取引チャートです。ローソク足は、所定の期間内における通貨ペアの高値と安値の幅を縦線で示すもので、線の色は始値と終値の変動に応じて赤または緑で示されます。このような赤い線をローソクの「芯」と考えてください。太いバーはローソク本体で、同じ期間内における通貨ペアの始値と終値を示します。

折れ線グラフ(ラインチャート)

折れ線グラフ(ラインチャート)は、初心者にとって最も利用しやすい為替取引グラフの一つです。折れ線グラフは、ある期間から次の期間への通貨ペアの終値の動きを示すのに使われます。通貨ペアの値動きの一般的なパターンを素早く判断したい場合は、折れ線グラフに支持期間と抵抗期間を瞬時に表示することができます。

棒グラフ

棒グラフも、所定の期間中の通貨ペアの始値と終値をプロットする効果的なグラフです。棒の部分は、各期間中の最高値と最安値を示します。各棒の左右のマークは始値と終値を示します。そのため、棒グラフは、特定の通貨ペアの価格レンジの拡大または縮小を見極める目的でよく用いられます。

FX取引の始め方

取引したい通貨ペアを選んだら、そのペアを「買う」か「売る」かを決める必要があります。

以下の場合は、通貨ペアを「買う」ことを選びます。

  • ベースカレンシーがクォートカレンシーに対して上昇すると予想する場合。あるいは、クォートカレンシーがベースカレンシーに対して下落すると予想する場合。

仮にEUR(ユーロ)/USD(米ドル)を1.13220で買うのであれば、利益を出すには、この価値が1.13221まで上昇すること、つまりポジション設定時の買値にコストを加えた水準を上回ることが必要になります。

これはトレーディング用語で「ロング」と呼ばれます。ベースカレンシーの価値がポジション設定時の買値にコストを加えた水準を上回れば、利益を得ることができます。ベースカレンシーの価値がポジション設定時の買値を1pips下回るごとに、損失が発生します。

FX取引でのpipsとは?

“pips”とは「percentage in point」の略で、ほぼ為替取引でのみ使われます。大半の通貨ペアはpips単位で表示され、小数点以下の最後の位を使って計算されます。

例えば、EUR(ユーロ)/USD(米ドル)を1.13220で買い、それが1.13245に上昇したとすると、25pipsから取引コストを差し引いた額が利益となります。

以下の場合は、通貨ペアを「売る」ことを選びます。

  • ベースカレンシーがクォートカレンシーに対して下落すると考える場合。あるいは、クォートカレンシーがベースカレンシーに対して上昇すると考える場合。

仮にEUR(ユーロ)/USD(米ドル)を1.13220で売るのであれば、利益を出すには、この価格が1.13219以下に下落する必要があります。

これはトレーディング用語で「ショート」と呼ばれます。ベースカレンシーの価値がポジション設定時の売値を下回れば、利益を得ることができます。ベースカレンシーの価値がポジション設定時の売値を1pips上回るごとに、損失が出ます。

FXトレーダーのためのリスク管理ツール

通貨ペアの建玉を管理する際、損失を制限する方法として、ストップ(逆指値)注文と指値注文という2種類の注文方法があります。

  • ストップ(逆指値)注文
    ストップ(逆指値)注文は、価格がポジション設定時よりも不利に動いた場合にポジションを手仕舞うための市場注文です。多くの為替トレーダーは、取引ごとに、取引資金の一定割合のリスクしか負わないことを確約する価格でストップロスを設定します。
     
  • 指値注文
    指値(利食い)注文は、価格がポジション設定時よりも有利に動いた場合にポジションを手仕舞うための市場注文です。経験豊富な為替トレーダーは、取引ごとに一定の利益率を確保するために指値注文を使うことがあります。

また、この2つを組み合わせることで、為替取引のリスク管理戦略を最適化することもできます。例えば、ストップロスを総リスクの1%の損失に設定し、利食い注文を総リスクの1%の利益に設定することが可能です。これにより、リスクとリターンの比率は1対1になります。この場合、損益分岐点に達するには、取引の半分が利益を出せば良いということです。

レバレッジ:仕組みを理解する

為替市場で取引を行う時は、レバレッジが与えられることもあります。これは「証拠金取引」とも呼ばれます。レバレッジとは、市場でポジションをとる際、取引総額のごく一部を投じるだけで良いことを意味します。

例えば、ある通貨ペアについて5対1のレバレッジが与えられたとします。これは、市場でロングポジションまたはショートポジションを実行するのに、取引総額の20%だけを払い込めば良いということです。サクソバンク証券の証拠金率とレバレッジはこちら

為替取引だけに限らずあらゆる形の金融取引において、レバレッジには大きなリスクが伴うことにご注意ください。というのも、レバレッジとは、ブローカーから資金を「借りる」ことでエクスポージャーを増やすという概念だからです。為替取引の初心者の方には、できる限りレバレッジの利用を最小限に抑えることをお勧めします。市場への総エクスポージャーに応じて利益は大きくなりますが、同じように損失も大きくなるのです。

多くのブローカーは、主要通貨ペアに対して3.3%の証拠金を提示します。これは、3,300米ドルを負担するだけで、100,000米ドル分の投資が可能だということです。3,300米ドルは少額のように思えるかもしれませんが、損失は建玉全額(100,000米ドル)に応じて発生することになります。

為替レバレッジを使う必要性を感じる場合は、そのこつを学びながら、できる限り低い乗数を使いましょう。

大半のブローカーは、為替トレーダーが最も持続可能な方法でレバレッジを利用できるようにすることを目的とした管理ツールのホストを提供します。設定したポジションに対して不利な値動きになり、個々の取引で許容できる損失の上限に達した場合、ストップロス注文が実行され、ポジションを手仕舞うことができます。保証付きストップロス注文は全てのストップロス注文の中で最も厳格なものであり、相場変動やその後のスリッページに関係なく、希望する特定の価格で損切りすることを確約します。この注文を実行するにはプレミアムを支払いますが、最大限の安心感を得ることができます。

FX取引に伴う保有コスト

大半の通貨ペアでは、取引に保有コスト(資金調達コスト)がかかります。ロングかショートかに応じて、取引口座に入金または引き落としされます。

保有コストは、ロングかショートかに応じてプラスまたはマイナスになります。オーバーナイトの為替ポジションに適用される保有レートは、通常、年率で表されます。為替取引では、保有コストは「トムネレート」(翌営業日から翌々営業日までの取引)に分類されます。このレートは通常、取引している2つの通貨間の金利差の影響を受けます。

通常、為替市場でロング(買い)ポジションを持っている場合は、保有コストが口座に入金されます。一方、ショート(売り)ポジションを持っている場合は、保有コストが口座から引き落とされます。つまり、ポジションを売却するつもりで取引日の終了時に未決済のままにしておく場合、取引に保有コストを算入する必要があるということです。これらの保有コストは毎日請求されるため、数日または数週間、ポジションを保有する予定である場合は、取引全体のコストに算入する必要があります。

FX取引戦略

為替取引の初心者にとっては、為替市場でどのように取引プランを始めれば良いのか分からないことがあります。為替取引は投資よりもかなり投機的でリスクが高いものです。為替トレーダーは、長期ポートフォリオを構築する投資家とは対照的に、為替取引により短期的な利益を上げることを目指して毎日市場に参加します。そのため、市場でトレンドが生じた時、日々再現できる実地テスト済みの取引戦略を利用します。現在、多くの経験豊富な為替トレーダーが以下の4つの手法を用いています。

  • レンジ取引
    レンジ取引では、2つの所定の価格水準の間で通貨ペアを取引します。通貨ペアが「レンジ」内で推移していると判断した場合は、このレンジ内の安値で買い、高値で売れば良いのです。当社の「Trade Signals(取引シグナル)」ツールでは、潜在的なパターンとその発生確率を認識するテクノロジーが使われます。リスクを軽減するため、価格が取引レンジから外れた場合には、ストップロス注文を使うこともできます。
     
  • ブレイクアウト取引
    市場のボラティリティが高まることを望む為替トレーダーもいます。ボラティリティにより値動きが大きくなり、利益を出すチャンスが増えるからです。そのため、通貨ペアがそれまでの取引レンジから外れた場合は、ブレイクアウト取引戦略が役立ちます。通貨ペアの価格がそれまでの支持線を割り込んだ場合、従来の支持線の水準にストップロスを設定してショートポジションをとる方法もあります。
     
  • モメンタム取引
    トレンド自体ではなくトレンドの勢いに注目したいのであれば、モメンタム取引戦略が最適です。通貨の価格がどちらの方向に勢いを増しているかを判断するには、取引高と値動きが役立ちます。ニュース報道や主要な経済イベントなどのファンダメンタルズ要因も、通貨の市場センチメントに影響を与えることがあります。
     
  • ニューストレード
    ファンダメンタルズ分析の最終形であるニューストレード戦略は、経済情報を素早く理解し解釈することに自信があるならば有効です。この戦略では、ニュース記事や発表で相場がどちらの方向に動くかに基づいて、通貨ペアのロングまたはショートの注文を実行するうえで優位に立つことができます。

FX取引を行う際に注意すべき5つのポイント

FX取引の概念と、為替市場に影響を与える可能性のある動向についてご理解いただけたと思いますが、FX取引を始めるにあたり、以下の5つのポイントを必ず念頭に置いてください。

  1. 取引する予定の通貨に対する理解を深めること
    資金を投じる前に、取引する予定の通貨と、利用する予定の取引戦略についてよく理解しておきましょう。通貨ペアの2つの通貨がマクロ経済要因とどのように関連しているかを慎重に検討してください。
     
  2. 最初にデモ口座を使って自分の戦略を試してみること
    苦労して稼いだお金を為替市場でリスクにさらす前に、リスクを負わずに、市場がどのようなものなのかを十分に理解しましょう。サクソバンクでは、20日間無料のデモ口座で、100,000米ドル相当の「デモマネー」を使って外国為替戦略を試してみることができます。当社のデモ口座は、「SaxoTraderGO」と「SaxoTraderPRO」の両方の取引プラットフォームに対応しています。
     
  3. 損は落とせ、さらば利益は大ならん
    この古くからの相場の格言は、数十年前と同じように現在も通用します。為替取引の儀式の一部にするべきことです。取引から感情の要素を全て取り除きながら、損失を最小限に抑え、利益の可能性を最大化するリスク管理戦略をとりましょう。
     
  4. 為替取引に体系的な考え方を取り入れること
    しっかりと守れる取引プランを立てましょう。ポジションの設定水準と決済水準をあらかじめ決めておくことで、利益と損失の可能性が明確になり、リスクとリターンの比率が為替市場でのストライクレートに見合ったものになります。

口座開設は無料。オンラインで簡単にお申し込みいただけます。 

最短3分で入力完了!

【ご留意事項】

■当資料は、サクソバンクグループのアナリストによるマーケット分析レポートの転載、もしくは外部のアナリストからの寄稿となっております。
■当資料は、いずれも情報提供のみを目的としたものであり、特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。
■当資料は、作成時点において執筆者またはサクソバンク証券(以下「当社」)が信頼できると判断した情報やデータ等に基づいていますが、執筆者または当社はその正確性、完全性等を保証するものではありません。当資料の利用により生じた損害についても、執筆者または当社は責任を負いません。 
■当資料で示される意見は執筆者によるものであり、当社の考えを反映するものではありません。また、これら意見はあくまでも参考として申し述べたものであり、推奨を意味せず、また、いずれの記述も将来の傾向、数値、投資成果等を示唆もしくは保証するものではありません。 
■当資料に記載の情報は作成時点のものであり、予告なしに変更することがあります。 
■当資料の全部か一部かを問わず、無断での転用、複製、再配信、ウェブサイトへの投稿や掲載等を行うことはできません。
■上記のほか、当資料の閲覧・ご利用に関する「免責事項」をご確認ください。 
■当社が提供するデリバティブ取引は、為替相場、有価証券の価格や指数、貴金属その他の商品相場または金利等の変動によって損失を生じるおそれがあります。また、お預けいただく証拠金額に比べてお取引可能な金額が大きいため、その損失は、預託された証拠金の額を上回る恐れがあります。
■当社が提供する外国証券取引は、買付け時に比べて売付け時に、価格が下がっている場合や円高になっている場合に損失が発生します。手数料については、「取引金額×一定料率」又は「取引数量×一定金額」で求めた手数料が一回の取引ごとに課金されます。ただし手数料の合計額が当社の定める最低手数料に満たない場合は、手数料に代えて最低手数料を徴収させていただきます。また取引所手数料等の追加費用がかかる場合があります。 
■取引にあたっては、取引説明書および取引約款を熟読し十分に仕組みやリスクをご理解いただき、発注前に取引画面で手数料等を確認のうえ、ご自身の判断にてお取引をお願いいたします。 
■当社でのお取引にかかるリスクやコスト等については、 こちらも必ずご確認ください。

サクソバンク証券株式会社
Saxo Bank Securities Ltd.
Izumi Garden Tower 36F
1-6-1 Roppongi Minato-ku
Tokyo 106-6036
〒106-6036 東京都港区六本木1-6-1
泉ガーデンタワー36F

お問い合わせ

国・地域を選択

日本
日本

【重要事項及びリスク開示】

■外国為替証拠金取引は各通貨の価格を、貴金属証拠金取引は各貴金属の価格を指標とし、それらの変動に対する予測を誤った場合等に損失が発生します。また、売買の状況によってはスワップポイントの支払いが発生したり、通貨の金利や貴金属のリースレート等の変動によりスワップポイントが受取りから支払いに転じたりすることがあります。
■外国為替オプション取引は外国為替証拠金取引の通貨を、貴金属オプション取引は貴金属証拠金取引の貴金属を原資産とし、原資産の値動きやその変動率に対する予測を誤った場合等に損失が発生します。また、オプションの価値は時間の経過により減少します。また、オプションの売り側は権利行使に応える義務があります。
■株価指数CFD取引は株価指数や株価指数を対象としたETFを、個別株CFD取引は個別株や個別株関連のETFを、債券CFD取引は債券や債券を対象としたETFを、その他証券CFD取引はその他の外国上場株式関連ETF等を、商品CFD取引は商品先物取引をそれぞれ原資産とし、それらの価格の変動に対する予測を誤った場合等に損失が発生します。また、建玉や売買の状況によってはオーバーナイト金利、キャリングコスト、借入金利、配当等調整金の支払いが発生したり、通貨の金利の変動によりオーバーナイト金利が受取りから支払いに転じたりすることがあります。
■上記全ての取引においては、当社が提示する売価格と買価格にスプレッド(価格差)があり、お客様から見た買価格のほうが売価格よりも高くなります。
■先物取引は各原資産の価格を指標とし、それらの変動に対する予測を誤った場合等に損失が発生します。
■外国株式・指数オプション取引は、対象とする有価証券の市場価格や対象となる指数、あるいは当該外国上場株式の裏付けとなっている資産の価格や評価額の変動、指数の数値等に対する予測を誤った場合等に損失が発生します。また、対象とする有価証券の発行者の信用状況の変化等により、損失が発生することがあります。なお、オプションを行使できる期間には制限がありますので留意が必要です。さらに、外国株式・指数オプションは、市場価格が現実の市場価格等に応じて変動するため、その変動率は現実の市場価格等に比べて大きくなる傾向があり、意図したとおりに取引ができず、場合によっては大きな損失が発生する可能性があります。また取引対象となる外国上場株式が上場廃止となる場合には、当該外国株式オプションも上場廃止され、また、外国株式オプションの取引状況を勘案して当該外国株式オプションが上場廃止とされる場合があり、その際、取引最終日及び権利行使日が繰り上げられることや権利行使の機会が失われることがあります。対象外国上場株式が売買停止となった場合や対象外国上場株式の発行者が、人的分割を行う場合等には、当該外国株式オプションも取引停止となることがあります。また買方特有のリスクとして、外国株式・指数オプションは期限商品であり、買方がアウトオブザマネーの状態で、取引最終日までに転売を行わず、また権利行使日に権利行使を行わない場合には、権利は消滅します。この場合、買方は投資資金の全額を失うことになります。また売方特有のリスクとして、売方は証拠金を上回る取引を行うこととなり、市場価格が予想とは反対の方向に変化したときの損失が限定されていません。売方は、外国株式・指数オプション取引が成立したときは、証拠金を差し入れ又は預託しなければなりません。その後、相場の変動や代用外国上場株式の値下がりにより不足額が発生した場合には、証拠金の追加差入れ又は追加預託が必要となります。また売方は、権利行使の割当てを受けたときには、必ずこれに応じなければなりません。すなわち、売方は、権利行使の割当てを受けた際には、コールオプションの場合には売付外国上場株式が、プットオプションの場合は買付代金が必要となりますから、特に注意が必要です。さらに売方は、所定の時限までに証拠金を差し入れ又は預託しない場合や、約諾書の定めによりその他の期限の利益の喪失の事由に該当した場合には、損失を被った状態で建玉の一部又は全部を決済される場合もあります。さらにこの場合、その決済で生じた損失についても責任を負うことになります。外国株式・指数オプション取引(売建て)を行うにあたっては、所定の証拠金を担保として差し入れ又は預託していただきます。証拠金率は各銘柄のリスクによって異なりますので、発注前の取引画面でご確認ください。
■上記全ての取引(ただしオプション取引の買いを除く)は、取引証拠金を事前に当社に預託する必要があります。取引証拠金の最低必要額は取引可能な額に比べて小さいため、損失が取引証拠金の額を上回る可能性があります。この最低必要額は、取引金額に対する一定の比率で設定されおり、口座の区分(個人または法人)や個別の銘柄によって異なりますが、平常時は銘柄の流動性や価格変動性あるいは法令等若しくは当社が加入する自主規制団体の規則等に基づいて当社が決定し、必要に応じて変更します。ただし法人が行う外国為替証拠金取引については、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用いて通貨ペアごとに算出(1週間に1度)した比率を下回らないように当社が設定します。
■上記全ての取引(ただしオプション取引の買いを除く)は、損失が無制限に拡大することを防止するために自動ロスカット(自動ストップロス)が適用されますが、これによって確定した損失についてもお客様の負担となります。また自動ロスカットは決済価格を保証するものではなく、損失がお預かりしている取引証拠金の額を超える可能性があります。
■外国証券売買取引は、買付け時に比べて売付け時に、価格が下がっている場合や円高になっている場合に損失が発生します。
■取引にあたっては、契約締結前交付書面(取引説明書)および取引約款を熟読し十分に仕組みやリスクをご理解いただき、発注前に取引画面で手数料等を確認のうえ、ご自身の判断にてお取引をお願いいたします。

サクソバンク証券株式会社

金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第239号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、日本投資者保護基金、日本商品先物取引協会
手数料:各商品の取引手数料についてはサクソバンク証券ウェブサイトの「取引手数料」ページや、契約締結前交付書面(取引説明書)、取引約款等をご確認ください。